【Industry Alpha×四恩システム】半導体関連工場の建設ラッシュの中、最先端AMRベンチャーが九州に進出する理由
工場・倉庫の自動化に寄与するIndustry Alphaが四恩システムと協業し九州地方に本格進出
低床型AMRの開発・導入など工場・倉庫のスマート化事業を展開するIndustry Alpha 株式会社(本社所在地:東京都板橋区、代表取締役:渡辺琢実、以下「Industry Alpha」)は四恩システム株式会社(本社所在地:福岡県久留米市、代表:二田 純慈、以下「四恩システム」)とAMR関連事業において協業し、九州地方の製造・物流業界のさらなる自動化に貢献します。
背景
九州地方では半導体関連工場の建設が相次ぎ、シリコンアイランドの実現に向けて期待が高まっております。一方で、人件費の高騰が深刻化し、労働力の確保が難しくなっています。従来より九州に地盤を置く自動車部品メーカーや食品製造メーカーなどの間では、人件費の上昇による利益率の低下や労働力不足による生産量の低下などが懸念されています。各工場や倉庫はより少ない人数での安定稼働を実現するための自動化の必要性に直面しています。
両者の特徴
自動化の中でも自動搬送領域に強みを持つ両社ですが、下記のような特徴を保有しております。
Industry Alphaの特徴
- スマート化のパートナーとしてハード・ソフトの両者を開発
- 最薄185mmの低床式AMR、Kagheloで無人搬送車のメーカー注目ランキング1位を獲得
- 独自設計のFMS(AMR制御システム)で現場ごとのルールや要望に柔軟に対応
四恩システムの特徴
- ハード・ソフトの両者を扱い、開発から現場立ち上げまで一貫したサポートを実現
- 1000kg可搬AGVを開発し金属加工工場などに導入
- 九州に地盤を持ち、緻密なヒアリングなどを通して地場企業と緊密な関係を構築
現場のニーズに応えることを重視する両社が手を組むことでさらに多くの企業のお役に立つことができると確信しております。
協業スキーム
今回の協業スキームにおいてIndustry Alphaは、導入や導入後のメンテナンスで四恩システムの力を借り、九州地方へ本格的に進出してまいります。
従来、Industry Alphaでは九州地方のAMR導入において、導入前のデモの実施や導入後のオンサイトのサポートといった文脈で、地理的な距離に起因するスピード感の欠落が障壁となっていました。そこで、九州に地盤を持ち、地場企業様からも信頼されている四恩システムと協力することで、このような課題を解決いたします。具体的には四恩システム本社(福岡県久留米市)にIndustry AlphaのAMRを常設しデモを実施したり、メンテナンス面で連携したりすることで、顧客ニーズの更なる充足に努めます。